苫米地英人から学ぶ『スコトーマの原理』(文字起こし要約付き)

当サイトでは情報発信しているセルフコーチングのプログラム『TPIE』の理論的な部分を学ぶために、苫米地英人氏本人が解説されている動画を関係している部分のみ紹介しています。

今回は『スコトーマの原理』についての動画解説です。

苫米地英人氏から動画で学ぶための紹介記事としてはこれが2回目の記事になります、こちら以外に『コンフォートゾーンについて』の動画も要約した文字起こし付きで紹介していますので興味のある方はぜご覧ください。

苫米地英人Youtube公式チャンネルのご紹介

動画の配信元である苫米地博士の公式チャンネルもご紹介致します。

TPIEについて私のように学んでいる方、当サイトのコンテンツで学んでいる方ももちろん、チャンネル登録をお勧めします。

当サイトでのこの記事は『知るきっかけ、更には復習するため』のものとしていただければ幸いです。

スコトーマの原理についての解説動画がこちらです

要約した文字起こしを用意しました、何を話していたか改めて確認したいときにご利用ください

スコトーマの言葉の発祥、根本的な意味について

スコトーマは元々『眼科の医学用語』

意味合いとしては『映像として神経が情報として取り損ねたもの』にあたり日本語で一言で訳すと『盲点』になる

元は眼科の用語だが心理学用語としても使われるようになった。

本来は認識しているのに、知覚するどこかの過程で消えてしまっている情報を心理学用語としての『スコトーマ(盲点)』と表現するようになった。

『スコトーマの原理』が持つ根本的な役割

一番簡単な例として『人間の無意識には重要だと感じていること以外は認識しないという不思議な傾向』がある

人間の『脳をフル稼働させた場合のエネルギー量』と『エネルギーを供給させる為の胃腸の消化、吸収機能』比べるとはるかに脳が消費するエネルギー量の方が多く、基本的に脳はどうしても胃腸の機能に合わせて機能を制限して活動する必要があり、それが『不思議な傾向』を進化の過程で作り出している(スコトーマの本質的な機能)

重要なこと以外は情報処理しない→知っているものは見ない(見えてはいるが認識にはあがらない)

元々、知っていることでそこから変化が起こるような注意しなければいけない要素がない場合は認識にあげないようにする事で、脳が必要以上にエネルギーを消費することのないように制御している。

【スコトーマを体感する為のワーク】

自分が身近に利用している腕時計の文字盤を絵に描いてみる(腕時計をしていなければ部屋の置き時計や壁時計など)

自分が利用している腕時計のデザインなのに大抵の人が精確に描けないことがわかる。

時計の購入時などはデザインにこだわる(重要だと感じて認識にあがる)ので文字盤のデザインを認識できるが、普段の利用時は『時間の確認をする』という目的を重要だと感じ、文字盤のデザインが認識から外れてしまうため。

もちろん、デザインに重要性を感じている時に「さっき時計を見てたけど今が何時かわかりますか?」と質問をすると大抵は上記した事と逆のことが起きる(時計を見ても時間の確認が認識から外れてしまう)

スコトーマの原理の危険性

これは自分にとって重要な人からの発言に影響を受けた場合、時計に限らず『様々な情報に対して、自分にとっての重要性が変わってしまうこともある』。

【例】少年時代、サッカー選手を目指して生活していたが成長するにつれ、両親と学校の教師から大学進学や安定した生活についての大切さを説かれ気づいたら公務員の道を目指すようになっていた。等

スコトーマの原理が働く『重要な情報』は『自分にとっての役割、自分の社会に対する役割』によって常にその場その場で変わっている

【例】夫婦で赤ちゃんの世話をしていると奥さんの手が空いている時、父親は赤ちゃんの泣き声や行動に対して鈍感だが奥さんが不在で自分が赤ちゃんの世話をしなければいけない時は赤ちゃんの反応に敏感になる。等

そして、その『重要な情報』がその場その場で変わる要因はほとんどが『外(自分以外)からの影響』で成り立っている

【!】外からの影響に、自分にとって受けたくない影響があった場合、無防備にしていると『自分にとっての重要性が受けたくない影響によって自然と変わってしまう可能性もある』

→誰の話を重要だと感じるべきかをあくまで『自分の判断』で選択しないと自分の認識を自分で扱えていない状態になってしまう。

『ゴール設定』と『スコトーマの原理』の関係性

ゴール設定が現状の中に設定されている場合

『現状の中に設定したゴール』は『現在見えているもの、認識できているもの(今までに重要だと思っていた過去から現在までの経験から作られたもの)』でできている

そうなると『現状の中の未来を目指して』生活した場合、今までに過去から積み重ねた重要なものをそのまま継続して生活するだけで構わない未来であることがわかる

→『現状の中のゴール設定』をしても現状の維持をするだけで勝手に達成されるか諦めているかのどちらかなので『実質自分から重要性を変える(変わろうとする)必要のない未来であることがわかる』
(現状維持以外に選ぶものが無くなるため、これから見えるものも変わらずゴール自体がない人になる)

統計上、定年退職してやることが全くなくなってしまった人がよく例に挙げられるが、人生における目的がなくなってしまい現状維持以外の選択肢がない状態の人は平均1年6ヶ月で亡くなってしまうそうです。(動画内で1年6ヶ月で死ぬと言っているのはこれのことです。)

『現状の中のゴール設定』は上記のことから意味がないのでTPIEでは『必ず現状の外側にゴール設定をする』ことを徹底している。

ゴール設定を現状の外側に設定した場合

今までの自分では到底手に入らない本当に欲しいものを求めると『自分にとっての重要性を自分から変えなければ手に入らないこと』に気づく。

現状の外側にあるゴール設定をする→自分の重要性を自分から変え始める→スコトーマの原理が働き、ゴール達成に必要なものが認識にあがって『現状の外側に出るための手段が見えてくる』

逆に言うと、『スコトーマの原理』が自然と脳のクリエイティビティを働かせて達成する手段を認識させてくれるため、ゴール設定を現状の外側に設定するだけで成功する手段が自然発生的に生まれてくる。

『現状の外側に設定するゴール』が何より重要

当サイトでTPIEを紹介している理由の一つは『セルフコーチングとして一人でも知識があれば実践可能なところ』ですが、もう一つとても優れていると感じているのがこの『ゴール設定』についての理論、ノウハウの部分です。

TPIEではよく『始めにゴールありき』という言葉を聞きますが、この動画で解説されている通りで『何を目的に生活するか』によって生活のクォリティがはっきりと変わってしまう事を理論的に理解し自分の現状を認識することにもこれから何を求めるべきなのかを考える事にもすごく役に立つと感じています。

当サイトの文字起こしに関してはあくまで役割として『この動画で言ってたはずなんだけどどういう意味だったっけ?』など1度見ただけでは忘れてしまう部分、理解しきれなかった部分などを再確認するためにご利用いただければ幸いです。

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