ブログやYouTube、SNSなんかが本格的に世の中へ浸透し続けて
『これからは個人の時代だ。』
なんて言われることが当たり前になり始めて久しく経ちますが、全体の規模が大きくなり続けているからか、良くも悪くもその人なりのやり方が情報発信をしている人の数だけ生まれ続けています。
そんな自分なりのやり方がその人の情報発信を受け取る人たちに伝えられ続け、どんどんと流通していくことで伝言ゲームのように変化していき、最終的には
『こんなご時世に今更そのやり方でいくの…?』
なんて思うようなものも多々見受けられるようになりました。
ビジネスとしてやっているのですから結果が十分に伴っていて、そのやり方自体に本人としても不満がないのであれば別に何も問題はないのですが、あまりに基礎的な部分を見逃して実践を続けてしまい
『基礎中の基礎だと言われても、そんなこと誰も教えてくれなかったよ…』
なんてことになってしまっているケースも相当あるんじゃないかと思います。
そこで、この記事ではデジタルマーケティングを活用して個人で情報発信をビジネスにしている人が知っていて当たり前な基礎中の基礎に当たる部分から、
『最低限ここだけは絶対に押さえていた方がいい』
と言えるポイントを3点ほど、あえて私特有のノウハウはできる限り取り除きつつ紹介していきます。
基礎中の基礎に当たる部分しかお伝えしませんし、なるべくサクッと読めるように作ったものなので、もちろん無料です。
私個人がこの記事で目標とするのは、読了後にベテランのマーケターやSNS・広告運用者からは
『そりゃそうでしょ。』
とだけ思われつつ、これからデジタルマーケティング全般を用いて情報発信を始める方からは
『最初にこの記事を読んでおいて本当に良かった…』
と、後になって思われるようなコンテンツにすることです。
では、前置きに時間を割くのももったいないので、早速本題に入りましょう。


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【POINT1】失敗の原因を徹底的に排除する事で「成功にしか進まない状態」を作る
一つ目のポイントでは
『ハッキリさせることを最優先に行動すること。』
『曖昧であることがどれだけ不利益をもたらすのか。』
について解説します。
具体的な提案内容としては
・「売れるのかな?」と思ったら必ず確認しよう。
・自分の作る一つひとつの導線設計をなるべく細かくデータで管理して【仮説→検証】を徹底的に繰り返そう。
・ビジネス系の教材や有料noteを買うのは結果を出した後にしよう。
・お金を使うなら何よりも先に自分の作ったコンテンツへの『広告費』に充てよう。
という内容です。
では、なぜ最初にこの提案をするのか、細かく解説していきます。
「売れるのかな?」と思ったら必ず確認する。【仮説→検証】を徹底的に繰り返す。
まず、『最初に売れるか確認すること』や『【仮説→検証】を繰り返すこと』についてですが、個人でSNSやブログ、メルマガなどを用いてビジネスをしているのであれば、コンサルティングやコーチング、アドセンスやアフィリエイトなども含めて、自分が発信するものの中に
『受け手に行動してもらう。』
という過程が必ず入ります。
当たり前ですが、『行動してもらうこと』と『マネタイズ』は直結しているわけですから
『今、自分が受け手に”どの程度”行動してもらえるような発信ができているか』
ここを『成約率』のような『数字で分かる状態』で把握できているかどうかで一気に無駄な行動を減らすことができます。
初期の段階では『成約率が高いから良い』ではなく『成約率を把握していないことが悪い』と捉えて下さい。
一度調べてみて成約率が高ければ何も言うことはないし、低ければ成約率を下げている原因がどこなのか仮説を立てて、改善し、検証すればいい。
成約率が高かろうと低かろうと、軌道修正すればいいだけなのでどっちでも構わないのですが
みたいな状態だけは避けて欲しいんです。
行動力が大事だとは言いますが、目隠ししながら闇雲に突っ走って手当たり次第に色んなところにぶつかりまくるのと、短期間に【仮説→検証】を凄いペースで繰り返して目の前の壁をまとめて突き破るのは全く別です。
スコアの伸びないピンボールみたいな状態が続くくらいなら、ゆっくりとでも着実に一つひとつの壁を壊していったほうが結果は出しやすいでしょう。
そして、その『成約率』の確認や【仮説→検証】にとても役立つのが『広告』なんです。
ビジネス系の有料教材を買うのは結果を出した後がオススメ!有料教材にお金を使うなら先に『広告費』にお金を使おう!
成約率のチェックや【仮説→検証】の繰り返しがしっかりできていることが重要だとお伝えしました。
ただ、そこで問題になるのが
という点だと思います。
無料縛りで実践しているなら地道にやっていくしかありませんが、その問題を手っ取り早く解決してくれるのが『広告』です。
『成約率チェック』と『仮説検証』に併せて、もし最初の段階でお金を使うとしたら
『結果を出す前から有料の教材や誰かのコンサルティングにお金を払うくらいなら、先にそのお金で自分に広告を出して広告の運用法を覚えた方が良い。』
と、私はおすすめしています。
理由も単純で、今の時代なら無料のコンテンツだけである程度の結果を出すための十分な知識は間違いなく得られるからです。
個人的に、個別のコンサルティングや有料の教材に価値がないとは言いませんが、経費計上を考慮することすらできないような実績ゼロの人が買うものではないと思っています。
いきなりそこにお金を使うなら先に自分のサービスに広告を出してさっさと実績を作ってしまった方がいい。
基礎的な広告の運用法を覚えるだけでも自分の強みの一つにできますから、
『無料の教材で学んで、まずは行動して、広告を出しながら一気に結果を出す。』
というのが私のオススメしているファーストステップです。
【POINT2】レバレッジ(てこの原理)が働く方法を最優先で作り上げる
二つ目のポイントは
『レバレッジが働く形を作ること。』
について解説します。
具体的な提案としては
・なんでもそのまますぐ売らない。
・売るだけ売って終わりにしない。
・リストを取ることを最優先にしよう。
という内容です。
“顧客台帳と信頼関係”が長く続けられるビジネスを構築する最重要課題
ここに関しては最初から最後まで一貫して伝えたいことは
『とにかくリストを取って、絶対にリストを取って、まずはリストを取って、リストを取らないのやめて。』
とにかくこれだけです。(笑)
例えば有料のコンテンツをそのまま販売している方や、自分がアフィリエイトしたいものをそのままアフィリエイトしている方もまだまだ多いのですが、それは非常にもったいない行為で、直接自分のビジネス寿命に関わります。
最近だとリストマーケティングなんて呼ばれることが多いのですが、昔からしょっちゅう言われている
『江戸時代の商人は火事になっても顧客台帳だけは持って逃げた。』
なんて話のとおりで、オファーをするにしても必ず『顧客リストに入ってもらう』ことが非常に重要なんです。
今だと具体的には
『メルマガに登録してもらう』
『公式LINEアカウントを友達登録してもらう』
『オンラインサロンのようなコミュニティに入ってもらう』
というワンクッションを入れておく事で、買い手にとっても売り手にとっても非常に良い効果が得られます。
売り手にとっても、買い手にとっても、『関係が続く』というのがビジネスにおいて何よりも良い点で、一度のやり取りで関係が途切れてしまったり、販売する前段階で十分な説明をすること、買ってくれた方へのアフターフォローなんかも含めて、ここを守っているかどうかで信頼関係の深め方がだいぶ変わってくるんです。
また、メルマガやLINE公式アカウントは『PUSH型』と呼ばれている情報発信の形になるのですが、読者の数が増えれば増えるほど1回のアクションで与えられる影響力が読者の数だけ増していくので、非常に効率良く情報発信ができます。
『Twitter』や『Instagram』での『フォロワー』や、『YouTube』での『チャンネル登録者』『メンバーシップ』なんかもリストと言えばリストなんですが、凍結や規制などプラットフォーム側の一存で一方的に積み上げたものが無くなってしまうことが致命的なのもあるので、私はできる限り『メルマガ』か『LINE公式アカウント』の利用をオススメしています。
個人的にはLINEもSNSのくくりに入りますし、結局はプラットフォームに依存する感覚が多少残るので古風にメルマガでの情報発信を好んでいますが、
『今から始めるならわざわざLINEを使わないのもどうかなぁ…?』
と思う部分もあるので、ここはメリットとデメリットを天秤にかけながら好みで選んでもらって良いと思います。
今から始めるならこの形がオススメ!デジタルマーケティングの設計図
最後に二つ目のポイントのまとめとして、これから始める方にオススメしたい、リストを取って情報発信をビジネスにするための設計図のようなものを図解でまとめておきますので参考にしてみて下さい。
1.『各種SNS1つ』と『LINE公式アカウントorメルマガ』
2.『YouTube+広告収入』から『LINE公式アカウントorメルマガ』
最初の形としてはこれくらいやれば十分です。
逆に自分の方向性や発信のスタンスなんかがハッキリしていないうちにあちこち手を出しても空回ると思うので、なるべくはシンプルな形にしておきましょう。
あとは自分の形がハッキリしてきたら、お好みで公式サイトやブログを立ち上げたり、Facebookのグループ機能などを用いてオンラインサロンを作ったり、自由にやっていけばOKです!


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【POINT3】効率化できる部分は徹底的に効率化する
三つ目のポイントは
『自分の時間はできる限り自己成長に充てること。』
『効率化できる工程は徹底的に効率化しておくこと。』
について解説します。
具体的な提案としては
・一度やった企画は記録を残してステップメールとして再配信しよう。
・ひとつの企画ごとに配信の仕組みを作っておいて、集客からマネタイズまできっちり自然と繋がるようにしたものを積み上げていこう。
・効率化し続けて作った時間と経済的な余裕はなるべく自己成長に充てて、進化の連鎖を止めずに生きよう。
という内容です。
デジタルコンテンツが爆発的な利益をもたらしやすい理由
そもそも動画や文章、漫画やイラストなどの画像のような個人でも扱えるデジタルなコンテンツが極めて利益を出しやすい理由は
『原価や初期費用のようなものがほとんどなく、買い手の数だけ複製できる。』
という特徴を持っていることが第一にあります。
YouTubeにアップロードした動画がどれだけ再生されようと発信者側の手間なんかほとんどないし、これはTwitterのツイートだろうと、instagramの投稿だろうと、ブログの記事だろうと、メルマガで送られる1通のメールだろうと変わらず共通していますよね。
ただ、その中でも私が
『必ず顧客リストを取るようにして欲しい。』
『LINE公式アカウントかメルマガを一度挟みながら情報発信をして欲しい。』
と伝えるのには理由があって、その理由の最たるものが
『ステップ配信の機能を活用できるもので主流になっているのが、メルマガとLINE公式アカウントの2点だから』
なんです。
よく『ステップメール』なんて呼ばれている機能なんですが、自分の情報発信に興味を持ってくれた方がメルマガやLINE公式アカウントに登録をすると、こちらであらかじめ設定しておいた配信内容が設定したタイミングで登録してくれた方に届くような仕組みを作ることができるんです。
例えば何かひとつのテーマで1日1通のメールマガジンを合計14日分配信するように設定しておくと、登録してくれた方の登録日を1日目として14日目まではあらかじめ作っておいた内容が配信されます。
その中に自分が販売したいもののオファーまでを含めて内容を作っておけば『登録してもらって販売をするまで』の過程で自分の手がかかる作業は一度だけで済ませられる状態を作ることができるんですよね。
そしてさらに、『そこまでの過程で生まれる売り上げ』が『メルマガやLINE公式アカウントに登録してもらうための広告費』を上回っていたとしたらどうなるでしょうか?
こつこつフォロワーを増やしたり、チャンネル登録者数を増やして再生数を上げたりするより相当効率的に情報発信ができますよね。
LINE公式アカウントをステップメール化したり、メルマガ配信スタンドなんかでステップメールの機能を使うのも、利用するサービスによりけりですが多かれ少なかれ別途で費用はかかるので、まずはリストを取って情報発信が上手にできるようになった後の話にはなるんですが、ぜひ次の段階としてステップメールの機能も活用してもらえると嬉しいです。
そして、最後の最後に、ここまでを踏まえた最終的な理想の形を紹介して終わりにしようと思います。
【一対多】のビジネスモデルだけでも超効率的なのに、その仕組みを【追加+効率化】できるのがデジタルマーケティングの真骨頂
メルマガやLINE公式アカウントを使って
『一度の配信で読者登録してくれている全ての方へ届くようにすることでレバレッジをかけると良い。』
『次の段階として、読者登録してくれた方にあらかじめ作っておいた内容が配信されるように設定しておくことでもう一段階効率化させられる。』
なんて解説をしていましたが、その最終形というか、更に進んだ理想的な形として
『自分の作る企画のテーマ別に、その企画専用のステップメールを作っておいて並列的に複数の情報発信を行えるようにする。』
というのがあります。
これから始める方にとってはここまでの仕組みを構築するのに相当な時間がかかると思うので、今の段階では『最終的に辿り着く理想の形』として覚えておいてもらえると幸いです。
情報発信をする時、本気でひとつのジャンルだけに絞ってやっているとネタ切れを起こしてしまうので、大抵の方は自分が習得したものを伝えられる範囲で色んな角度からコンテンツにして発信していく方がほとんどだと思うのですが、例えばメルマガなんかで『コーチング』についての情報発信をしている時があったとしたら、『コーチングの内容はコーチングの内容だけ』で自分の発信した記録をまとめてステップメール化しておいて欲しいんです。
そして、それを自分の主軸にしているメルマガやLINE公式アカウントとは別に、コーチングをテーマにした企画専用のステップメールを新しく一つ設定しておいて
とオファーをかければ、過去に配信していた内容がひとつの自分独自のコンテンツとして提供できるようになります。
ジャンル別のステップメール自体を有料にしてマネタイズしても良いし、その中で例えばパーソナルコーチングのオファーを入れておいてマネタイズしても良いのですが、積み重ねてきたものを再編集して企画単位のステップメールを組んでおくと一斉配信できるだけでも効率的なのにその形を複数個まとめて並列的に管理できるのが分かると思います。
もうすでにレバレッジが効いているものに対して自乗でレバレッジをかけていくような形です。
ここまでくるとだいぶ踏み込んだ内容になるのでここではこれ以上語りませんが、ぜひここまでの形をイメージしつつ、自分の『情報発信のスタイル』みたいなものを確立してもらえると嬉しいです。
まとめ
昨今、ブロガーやWEBライター界隈でめちゃくちゃイジられているのをきっかけに凄い使いたくなってしまうまとめ文句があるのですが…
いかがだったでしょうか?(笑)
私のメルマガは普段1通あたりでも1万文字を余裕で超えることが多く文量を絞るのにだいぶ苦労しましたが、超初心者向けの内容なのでサクッと読めて分かりやすいものとして楽しんでもらえるようにこの記事はデータを取りながら加筆修正を繰り返して適宜直していこうと思います。
これから情報発信を始めて、それをビジネスにしていこうとする方にとって役立つコンテンツになってくれていれば幸いです。
『好きなことで生きていく。』
が当たり前になりつつある転換期に当たる時代ですが、YouTubeに関わらずメルマガやブログだってその最たるもので、私もこうして自分が好きで学んできたものをひとつのコンテンツにして読者の方に楽しんでもらうことでビジネスとして成立しているというのは、不自然にストレスを抱えることもなく、極めて心地よい自立した生き方だと思います。
だからこそ、勢いで始めた方が右往左往して、壁にぶつかりまくって挫折することのないよう、こんなコンテンツを無料で作ったのですが…
もうひとつの意図も言わずもがな、わかりますよね。(笑)
ちょくちょく差し込んであるメルマガ講座では
『そもそも誰なんだお前は。どんな人だ。人か…?』
なんて疑問から始まり、もっと踏み込んだ内容をがっつり配信しているので、ここまでの内容を読んで『もっと学んでみたいな』なんて思ってもらえたらぜひご参加ください!
それでは!


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