コーチング理論を活用した目標設定のコツとは|目標の立て方と具体例を徹底解説

「目標を持って生きろ!」とか言われたりするけど…まずどうやればいいの?と悩むあなたに

突然ですが、

「夢や目標を持って生きなさい!」

と会社の上司や自分の両親などに言われた経験はありますか?

若者の中で「夢を持って生きています!」と言える方は年々減少傾向にあるそうで、マクロミルの調査だと2018年1月のデータで全国の成人を迎える新成人500人に将来の夢があるか聞いたところ「ある」と答えたのは54.4%だったそうです。

残りの37.8%が「今のところない」、更に残った7.8%は「わからない」という回答でした。

データから見ても世の中にいる若者のうち、ほぼ2人に1人が「やりたいことがない」または「探しているけど見つけられない」という状態です。

こう見ると自分のやりたいことが見つけられずそれが悩みになってしまうような若者が多い昨今なので、そんなお説教を受ける方も多くいるでしょう。

または、逆にそんなお説教をしつつ困った部下や子供に対してもう少しお節介を焼こうとされている方が本記事を読まれているのかもしれませんね。

「夢や目標を持って生きなさい!」と指摘する方にも、指摘をされる方にも、共に見落としがちで何より重要な点は

「ところで、いったいどうやって夢とか目標を持ったらいいの?」

という部分ではないでしょうか。

コーチングはそもそも『ゴールを達成するための技術』なので、コーチングにおいて「ゴールを設定する行為」は基本中の基本であり、これからの全てを左右する非常に重要な部分になります。

そのため、ゴールの設定方法にもコーチングの効果を発揮するために守るべき厳格なルールがあり、そこを守れているかどうかで激しく結果が変わってきます。

そこで、本記事では

「やりたいことが見つけられなくて人生が憂鬱…」

「夢や目標を持て!とはいうものの夢や目標の持ち方を教えようと思ったら実は自分もやり方がよくわからない…」

という方のために、コーチングで利用している正しい「目標(ゴール)」の設定方法とコツや具体例を解説していきます。

※本記事で参考にしているコーチングプログラム(TPIE)ではいわゆる「目標」や「夢」のことを統一して「ゴール」と表現しています。

記事内では「目標、夢、ゴール」それぞれの言葉が出てきますが、総じて本記事の内容はTPIEプログラムにおける「ゴール」についての解説であることを前提にご覧ください。

コーチングにおけるゴール設定のコツは「3つのルール」を守ること

まずは冒頭でも触れた通り、しっかりと効果を発揮させるためにもコーチングで利用されるゴール設定のルールを確認しましょう。

コーチングのゴール設定におけるルールは学べば学ぶほど奥深いものではありますが、その内容はシンプルで3つにまとめることができます。

そのルールがこちらです。

【ゴールを設定する時に守る3つのルール】
1.自分が心から望んでいるやりたい事であること
2.ゴールは複数用意すること
3.ゴールは現状の外側に設定すること

コーチングにおいてゴールを設定する時はこの3つのルールを守って設定することが重要になります。

まずは1つずつ、個別に理解していきましょう。

1.自分が心から望んでいるやりたい事であること

1つ目は当たり前ですが「自分が心から望んだやりたいことをゴールにする」というルールです。

「自分が望んでないことなんかゴールにする人いないでしょ?」

と思われるかもしれませんが、ここが意外と落とし穴になっていて「自分が望んだことだ」と信じ込んでいるだけで冷静に見ると全くそうでないケースが多いのです。

自分が心から望んでいないゴールを自然と「自分のやりたいことだ」と信じ込んでしまうケースのほとんどの原因は「親と教師の心労」に加えて「テレビを代表とするマスメディア」から受け取った言葉で無意識に形成されています。

一概に言い切ることもできませんが、大雑把に言うとゴールを設定する時に自分の気持ちと関係なく過剰に打算的なゴールを設定していたら「親と教師の影響かもしれない」、無駄に贅沢なゴールを設定していたら「テレビを代表とするマスメディアの影響かもしれない」と客観的に見つめて「これは本当に自分の望んだことなのか?」を整理した方がいいでしょう。

1つのわかりやすい基準として

「周りに止められてもどうしてもやりたいと思えるか?」

という質問を基準にすると自己判断でも1つ目のルールをクリアしていると確信することができるでしょう。

2.ゴールは複数用意すること

2つ目は「ゴールを複数用意すること」ですが、ここは簡単で人生全体のバランスを整えるために存在するルールです。

1つのことに集中できるのは素晴らしいことですが、生涯にわたって1つのことだけにこだわりすぎてしまうとなにかと生活に問題を抱えやすくなるので、少なくても

1.仕事
2.健康
3.家族
4.生涯学習、学問
5.趣味
6.お金(資産管理)
7.友人、交友関係
8.社会貢献

これくらいを最低限に想定すべき基本にして、更に自分にとって重要な1つ目のルールに当てはまっているものを付け足しながら生活全体のバランスが整うようにゴールを設定していきましょう。

設定するゴールは少なすぎると望ましくないものですが、逆に増やす分には条件さえ守られていれば何個でも増やして構いません。

自分なりのゴールを設定するために「自分の理想とする世界」みたいなものを思い描いていると生活の中の様々な面で「こうありたい」と感じるものが出てくると思うので、その1つ1つを個別にジャンル分けしてゴール設定のルールに当てはまるように設定していきます。

3.ゴールは現状の外側に設定すること

3つ目は「現状の外側」にゴールを設定するというルールです。

「現状の外側」という表現に馴染みがないと理解しにくい部分ですが、なるべく一般的な表現にするとき私は

「叶ったら叫ぶほど嬉しいけど、今のままでは必ず叶わないこと、必ず手に入らないもの、必ず起こらないこと」

という表現で説明しています。

「必ず」というのが肝心な点で、逆に「現状の内側」に設定されたゴールは

「今のまま現状維持を続けた自分、または今のままの自分をより良く改善していった延長線上にある自分に”ほんの少しでも”叶ってしまう可能性があるもの」

と説明します。

3つのルールとして決められているくらいなのでゴール設定の中でも特に重要なポイントなのですが、「現状の内側」に該当するゴールを設定されるようなコーチングを受けてしまうと受けない方がまだマシなくらいの悪影響を及ぼします。

コーチングそのものについての知識が深まるまでは「現状の外側か、内側か」について的確に判断することは難しいかもしれませんが、まずは自分の中で叶えられる自信があるかどうかを抜きにして「叶ったら叫ぶほど嬉しい、突拍子もなく大きな夢」をゴールに設定してみましょう。

コーチング理論から見た典型的なゴール設定の失敗例2選

ここまで基本的な3つのルールを紹介しながら正しいゴールの設定方法をお伝えしてきました。

次はゴールを設定することに対しての理解を深めるため、逆に「典型的な悪影響のでるゴール設定」はどのようなものなのかを学んでいきましょう。

1.自分の過去や経験を考慮してゴールを設定する

いきなりですが「人生相談」に関わる記憶を思い返したときに「今までに習得したスキル」や「過去の嫌な経験」、逆に「過去に得た栄光、実績」などを考慮してアドバイスをしたり、されたりした事はあるでしょうか?

実は「過去を踏まえてゴールの設定やこれから行うことのアドバイスをする行為」はコーチングにおいて一番やってはいけない最悪の行為になります。

なぜ過去を踏まえてコーチングしてはいけないのかを一言で言うなら「未来を自由に選べなくなるため」です。

人が感じている「時間が流れていく感覚」には種類が2つあって

1.「過去から現在、未来と流れていく感覚」
2.「未来から現在、過去と流れていく感覚」

という真逆の「時間感覚」があります。

この時間に対する感覚の違いによって「いつでも幸福に過ごせる人間でいられるかどうか」が変わってきます。

答えを先に言ってしまうと2番の「未来から現在、過去へと時間が流れていく」という感覚が「正解」というか「いつでも幸福に過ごすことのできる時間感覚」です。

「過去から現在、未来」と進んでいく時間感覚を持つと「過去の積み重ねが現在の自分を作っていて、これからも絶えず積み重なり続けて未来へ進む」という感覚になるので良くも悪くも「変えられないもの」を背負い続けて生きていくような状態になるため、自然とこれからの選択も過去を踏まえた現状の中にあるものに留まっていきます。

身近な例で言うと社会人になった後に自分の学生時代などを振り返って「あの時ああしてれば今こんなことしてないのに…」と悔やんでしまう人が分かりやすいでしょうか。

「因果応報」という言葉を使えば「過去」にやってきたことの報いが「現在」に来て、その繰り返しを続けて「未来」に進んでいるような感覚です。

この感覚を持っていると「変えられない過去」の影響を「これから先に行う事にまで」ずっと受け続けて生きなければいけないのが分かります。

「今までに自分がしてきたことの責任を自分が背負って生きていくのは当然じゃないか?」

と思ったでしょうか?

もちろんそれはそうで、社会人として間違いなく正しい考え方ですが、問題なのは自分の行動に対する責任を負うだけでなく「これからの行動にまで過去の影響を受けてしまう」という点です。

自分の行いの責任は自分で負うのが当然の形ですが「過去から現在、未来」と進む時間感覚を持つと過去の影響をずっと受け続けてしまうので変わりたくても変われなくなります。

その逆に「未来から現在、過去」と進む時間感覚を持って行動することができる人は「進もうとしている未来」の影響が「現在の自分」に届き、過去も確かに存在していますが今の自分が過去の影響を受けることはなくなります。

「因果応報」という言葉を使えば「どんな未来に進もうとしているか?」という因果の報いが「今の自分」に影響を与えていて、その「今の自分」の行動が過去に流れていくという感覚です。

この時間感覚を基本にすると

「未来が幸福なら流れ着く今の自分も幸福で、今の自分が幸福に生きているなら未来の自分も幸福に違いない」

という感覚を維持することができるようになります。

屁理屈に聞こえるかもしれませんがこの感覚を持っていて「何が何でも今を幸せに生きていられるし、自分の望みは絶対にこの手で叶えられる」と確信している感覚は世の中のいわゆる「成功した人達」にも良く見受けられます。

最初から無条件に叶えられるとしか思っていないし、どうあがいても絶対に叶えられるとしか信じていないから、生活の中でどんなことが起ころうと全てが「夢が叶うまでの過程」でしかないと感じれることで叶う前から生きるのが楽しくてしょうがないのです。

車が大好きでしょうがない人が意を決して手にするのが夢だったフェラーリのような超高級車を買ったとき、手続きを済ませて「納車は1ヶ月後になります」と言われたら実際に乗って運転する前から毎日心が躍ってしょうがないのと似ています。

人生生きていれば色々と起こるものですが、過去にさかのぼってやり直すことはできなくとも「これから何を成すか」を決めて「今からどう生きるか」を見定める事は誰にでも当たり前にできることです。

「幸福な未来」を見据えて「幸福な現在」を作ることができるようになるためには「未来から現在、過去」と進む時間感覚を持つことが重要です。

そのため、コーチングではクライアントが過去を踏まえてこれからの話をしようとした時に

「これから行う事に過去は一切関係ない。これから何を叶えたいかイメージして、今何をしていることが自分らしくて心地よいかを決めるだけだ。」

といったようなことを伝えることが絶対的な決まりとなっています。

完全未来志向と呼んだりしていますが、この時間感覚が分かるとコーチングでなぜ「ゴールの設定」ひとつにここまで厳格なルールがあるのかも理解しやすくなるかと思います。

前者の時間感覚は百害あって一利なしですが、後者の時間感覚は百利あって一害なしなので、ぜひ今日から意識して生活してみて下さい。

2.今の状態から明確に実現可能な目標を設定して、目標を達成するまでの過程を細かくイメージして実践する

「悪影響の出るゴール設定」の中でも非常に代表的なものが

「今の状態から明確に実現可能な目標を用意して、その目標に向かってちょっとずつ細かく刻んで行動し続けるアプローチ」

です。

ダイエットで言うと

「挫折せずにダイエットを成功させるために無理のない範囲で1ヶ月に-0.5kgずつを目標に痩せよう。そのために毎日の食事を少しだけ制限して、運動もちょっとずつしていきましょう。」

というようなやり方です。

このアプローチがなぜ悪影響を及ぼすのかというと、今の自分の状態を踏まえて少しずつ変わろうとするアプローチは時間の感覚の話で触れたように「過去を踏まえて(現状を維持することを前提にして)」ちょっとずつ自分を騙しながら変化を出そうとするような状態になるので、基本的に変わりたくても生理的に今までの自分に戻ろうとする働きが強く作用して非常に変わりにくくなってしまいます。

コーチングの中に最初に解説した「現状の外側にゴールを設定する」というルールがあるのもそのためで、現状の内側に目標を設定すると「今までの自分」を自然と肯定したままこれから行う目標を達成しようとしてしまうため、根本的な部分が変わらずに一時的に変化があったとしても普段の自分にすぐ戻ってしまうか、やってもやらなくてもどうでもいい状態になってしまいます。

ダイエットで言うと「ちょっとずつ痩せていこう」と思い立って初めてみたものの3日坊主で止めてしまったり、ちょっと変化した頃に自然とリバウンドして元に戻るのを延々と繰り返したりするような状態が続く感覚です。

そもそも、痩せたいと思う時に「痩せること」を目標(ゴール)にしてしまうのも良くないやり方でダイエットを目的に「毎月-0.5kgずつ減らしていこう」というような目標を立てる事をコーチングでは自分らしく望ましい習慣としては捉えますが目標設定とは言いません。

望ましいやり方としては「心身共に極めて美しく魅力溢れる自分」が叶えている「現状の外側のゴール」を設定するようなアプローチをすることが大切です。

今までダイエットや悪癖の改善などを目的に少しずつ変化させて変わろうとしてもどうしても無理で、何度も挫折を味わったような経験があるようでしたらまずは「自分のゴールをコーチングのルールに従って設定すること」から始めてみて下さい。

ゴールを現状の外に設定しながら「当たり前にゴールを達成する事のできる自分らしさ」をリアルに感じる

ここまでコーチング(TPIE)で利用されているゴール設定のルールを紹介しながら

「夢や目標を持って生活したいけどそもそもどうしたら良いのかわからない」

「夢や目標について若者にアドバイスしようと思ったら自分でも教え方が分からず困ってしまった」

というような方のためにきちんと結果の見込める効果的な「ゴール設定」の基本をお伝えしてきました。

ここまでの内容を把握してもらえていれば現状の外側にある心から望んだゴールを設定することができるようになり、時間の感覚も「未来から現在、過去」と流れていく感覚を掴んで過去に縛られることなく今からでもポジティブに夢を叶えようとすることができるでしょう。

ただ、ここまでの内容を見て

「現状の外側とか言ってるけど、現実味もなく大風呂敷を広げた夢を抱くだけで人生が上手くいくなんて…そんな都合のいいことあるの?」

と疑いたくなる方もいるのではないでしょうか。

実はその通りで「ゴールの設定」はコーチングにおいて何よりも重要な大前提の部分ですが、当然現状の外側にある突拍子もなく大きな夢を思い描いているだけで効果が出るものではありません。

ゴールの設定を終えた上でもう一つやることがあります。

では、このコーチングのルールに従って設定した「現状の外側にある自分が心から望んでいる複数のゴール」を用意した上でやる事は何かというと、設定したゴールを達成している自分から逆算して

「これから現状の外側にあるゴールを達成する”今の自分”はどんな自分なのかをリアルに感じて、今までの自分からゴールを達成できる自分に変わる」

という作業が締めくくりにあります。

「ゴールを確実に達成する事のできる自分は今何をしているか?」
「日々、目にするものの中から何を重要だと思っているか?」
「どんな行動が自分らしいと思っているのか?」
「どんな環境・習慣を維持しているのが心地よいのか?」

未来の自分から逆算した「理想の今の自分」をリアルに感じて、その通りに自分を変える事で他人の価値観に介入される事なく、自分の望んだ夢や目標を持って自分の手で作り出した「自分らしさ」を手にする事ができるようになります。

現状の外側に設定されたゴールから生まれる「自分らしさ」は、必ず今までの自分からは生まれ得ない全く新しいものになるため、過去の自分とは一切関係なく自然と今までの自分では目に留まらなかったような多くのものを感じ取って、クリエイティブにゴールを達成可能な状態に仕立て上げてくれます。

「ゴールを設定し、今の自分の価値観や行動を変えて、今までと見ている世界が変わる事でクリエイティブに現状の外にあるゴールを達成するための可能性が開かれていく」

これがコーチングで最初に行う一連の流れです。

ここまでの内容を踏まえていただければ「ゴールを設定する」という作業が自分のマインドにどのように影響を与えてくれるのか、コーチングがなぜスムーズに自己変革を成功させて目覚ましい結果を出す事ができるのか、お分りいただけると思います。

本田圭佑選手の卒業文集から考察する「ゴール設定」と「自分らしさ」のメカニズム

これまでTPIEというコーチングプログラムで利用されるゴール設定の基本をお伝えしてきましたが、理屈だけずらっと並べても体感的に感覚を掴みにくい部分がどうしてもあると思います。

そこで最後に参考にできる有名な方の実例があったので、それを紹介してTPIEのゴール設定と合わせた解説をしながら終わりにしたいと思います。

今回参考にするのは「本田圭佑選手」が書いた小学校の頃の卒業文集です。

不勉強ながら本田圭佑選手が子供の頃からコーチングを受けたりした事があるのか?と聞かれると分からないのですが、本田圭佑選手の小学校の頃の文集を見るだけでも今までに解説したようなコーチングにおけるゴール設定のルールとしっかり合致したマインドを持っている事を感じ取れる点が多く、最初に読んだとき「凄い人だな」と素直に思ったことをよく覚えています。

その卒業文集の内容がこちらです。

「将来の夢」
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。
ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。
出典元:本田圭佑、イチロー、石川遼の卒業文集がヤバすぎると話題に!

ゴールの中心は「世界一のサッカー選手」になること

実際に本田圭佑選手と個人的に親しいわけでもないので文章から勝手に汲み取って解説する形にはなりますが、本田圭佑選手が小学校の頃から「世界一のサッカー選手になる」というゴールを設定していた事は誰が見ても分かると思います。

このゴールはルールの一つである「自分が心から望んだやりたいこと」にまず間違いなく該当しているでしょうし、その上で素晴らしいのは、「どうすれば叶うか」は抜きに、一つのゴールから自分の人生の様々な分野に派生して、ある程度ですが複数のゴールができている事も汲み取れます。

・世界一のサッカー選手になること
・大金持ちになって親孝行すること
・年収40億円になっていること
・プーマと契約して自分の作ったスパイクやジャンバーが多くの人に買われていること

卒業文集の中から抜き出せるのはこのくらいですが、書いてある内容を見るだけでも「夢が叶っている未来の世界」に対するディティールが細かく臨場感豊かに書かれているので「サッカー選手」という部分に限らずとも自分の未来の人生全般に対して非常に細かい所までイメージしていたんじゃないかと思います。

世界一のサッカー選手になる人間として「自分らしい」と感じる行動規範をリアルに感じる

本田圭佑選手の卒業文集は小学生の男の子が持つ夢として典型的なものにも見えてとても子供らしい夢ですが、上記した事に加えて特徴的なのが

「そのためには今何をするべきか、どんな生活を送る事が重要なのかまでハッキリと書かれていること」
「”希望する、願う”ような表現ではなく”自分の意思で選択する”ような表現になっていること」

です。

ゴール設定の解説で最後にお伝えしたように「現状の外側に設定した突拍子もないゴール」は、ただ妄想するためのものではなく、そのゴールを見据えて自分の力で行動を起こす事が大前提です。

本田圭佑選手の文集以外にもイチロー選手などの文集でも共通しているところですが、「なってみたいな」ではなく「なる」という主体的な表現で、自分の未来を見据えながら「今やるべきこと」を自覚して迷いなく最大限に行動する姿勢は非常に参考になると思います。

【注意!】設定したゴールは人に伝えちゃダメ

「ゴール設定」にまつわる解説の最後の最後に、設定した後に重要となる注意点を学んでおきましょう。

すごく簡単なことなんですが、ゴールの設定方法を学んで自分のゴールを設定したら、絶対に設定したゴールは人に伝えないようにして下さい。

コーチングでは「ドリームキラー」と呼んでいるのですが、現状の外側にゴールを設定してコーチングの知識を持たない他人にゴールを伝えると、高い確率でゴール達成の妨げになる人が現れます。

簡単に言うと先ほどの本田圭佑選手の卒業文集のような内容を受けて

「そんなことできるわけないよ」

「そんな突飛なこと言われても不安になるから考え直してくれないかな…」

というような意図のお節介を主に親しい人達から色んな形でされてしまう状態になるので自分でゴールを設定したら徹底して自分の心の中に秘めていて欲しいのです。

小学生時代の本田圭佑選手に、もし心無い小中学校の教師が

「四六時中サッカーをやってるのも子供のうちはいいけど、高校生くらいになったら世界一のサッカー選手になるなんて言ってないでちゃんと就職のこととか進学のこととか考えるんだぞ」

と言っている姿を見たら今の活躍を知っている本田圭佑選手のファンは鬼の形相で止めに入るでしょう。

現状の外側にあるゴールは間違いなく今の自分がどう叶えればいいかはっきり分からないものになるし、叶えられる証拠も用意できません。

だからこそコーチングでは今の自分を一新させる自己変革の効果が発揮されていくのですが、それを知らない方に現状の外側に設定したゴールを伝えてしまうと聞いた人間は無意識に引き止めたくなります。

万が一、ドリームキラーが現れたら時間の感覚の話を思い出してください。

ドリームキラーはまず、あなたの今の能力や過去から積み重ねてきた実績、価値観を元に妨害します。

時間は「過去から現在、未来」と積み重なって進むと信じ込んでいて、勝手に自分が現状維持の延長線上にしか進めないと決めつけた上で批判してくるのです。

「これから行うことに過去は一切関係ない」

設定した現状の外のゴールが必ず自分の手で叶えられると確信しながら、今そのゴールに向かって進んでいることに喜びを感じているのであれば望んだ未来の報いはちゃんと現在の自分にやってきます。

自分でゴールを達成しようと行動している限り、学びを深めて成長する機会は多くあれど、失敗や挫折はありません。

ゴールを設定して「自分らしさ」を変えるために「アファメーション」を実践しよう

ここまでがっつり「ゴールの設定」について解説してきましたが「効果的なゴールを設定する方法」や「ゴールを設定することの大切さ」などご理解いただけたでしょうか。

今回は「ゴールの設定」というテーマで記事を書いていたので

「現状の外にゴールを設定して、ゴールから逆算した今の自分に変わる事でゴールを達成する」

とだけ解説していますが、実は「現状の自分」から「ゴールを達成できる自分」に自己変革するための方法論については本記事の中で全く触れていませんでした。

なので、恐らくカンの良い方ですと本記事を読みながら

『「自分を変える」ってサラッと書いてるけど、どうやって変えたらいいの?』

と疑問に思った方もいるかと思います。

TPIEというセルフコーチングのプログラムではゴールを設定した後で、望ましい自分に変わるための方法として「言葉」を使って自己変革を成功させる『アファメーション』という技術を活用します。

「ここまできたらゴールを達成できる自分に変わる方法も知りたいよ!」という方はぜひ、当サイトのアファメーションについての記事もご覧ください。

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